梅雨の湿気とワイン保存術|カビ・におい・温度変化から守る方法

※本記事内のリンクにはアフィリエイト広告が含まれます。

目次

梅雨の湿気とワイン保存術|カビ・におい・温度変化から守る方法

「梅雨の時期になると、ラベルがベタベタ…」「ボトルにカビが…!」
そんな経験、ありませんか?

ワインは乾燥にも湿気にも弱いデリケートな飲み物。
特に梅雨は、**湿度70%を超える環境で“劣化・におい移り・カビ”**が起こりやすくなります。

でも心配はいりません。
この記事では、梅雨でもワインを快適に保つ5つの方法を紹介します。


あお所長

🍇 こんな人におすすめ
クローゼットや床下でワインを保存している
ラベルや木箱にカビが生える
湿度が高い地域に住んでいる(日本の夏あるある)
セラー内の結露やにおいが気になる


1️⃣ 梅雨がワインに与える3つのリスク

リスク原因起こりやすい症状
カビ発生湿度75%以上ラベルやコルクが黒ずむ
におい移り湿気+密閉空間クローゼットや段ボール保存時
温度変化梅雨明けの高温酸化・香りの劣化

💡 豆知識
実は、“湿度が高い”=コルクには良いのです。
でも、空気が動かない密閉環境ではカビが繁殖しやすくなる、という落とし穴があります。


2️⃣ 正しい湿気対策の基本

🌿 ① 空気を動かす

→ クローゼットや床下保存なら、週1で扉を開けて換気

💨 ② 除湿剤を置く

→ ただし、直接ワインに触れない位置に設置
(湿気を吸いすぎるとコルク乾燥を招く)

🌙 ③ 木箱・段ボールに“新聞紙+シリカゲル”

→ 過剰な湿気を吸収してカビを防止。

💧 ④ セラー派は「除湿+フィルター掃除」

→ セラー内部の結露はカビの温床。フィルター掃除を月1で。


3️⃣ 梅雨時のワイン保存におすすめの場所TOP3

ランク保存場所理由
🥇北側の部屋温度が安定して湿気も少なめ
🥈廊下の隅通気性が良く湿度バランス◎
🥉床下収納湿度は高めだが温度は安定(新聞紙+除湿剤併用で◎)

💡 避けたい場所

  • キッチン下(高湿度+温度変化)
  • 洗面所(におい移り・カビ繁殖)
  • 窓際(結露)

4️⃣ ラベルや木箱のカビ対策

  • 新聞紙で包んで保護(湿度調整&遮光にも)
  • ラベルに透明フィルムを貼る(コレクション用)
  • 定期的に拭き掃除(アルコール不使用の布で)

💬 所長の豆メモ

「ラベルの黒カビは、見た目は悪くても中身は無事なことが多いです。
でも“香り移り”がある場合は注意!」


5️⃣ 梅雨の“におい移り”を防ぐコツ

梅雨時の収納は、湿気とにおいがセットでやってくる
特に木箱や段ボールは、空気の通りが悪くカビ臭がつきやすいです。

✅ 対策

  • 定期的に新聞紙を交換(吸湿効果+脱臭)
  • 炭の除湿剤を使うと、におい吸着効果アップ
  • クローゼットに「消臭シート」を貼る

🔗 関連:
セラーがない人のためのワイン保存術
夏のワイン保存法


6️⃣ 梅雨のおすすめグッズ

  • 炭入り除湿剤(ワイン棚専用)
  • 新聞紙+シリカゲルセット(低コストで万能)
  • 温湿度計(デジタル表示)
  • 小型静音セラー(6本用・除湿モード付き)

🛍️ ワインの購入はこちら

京橋ワインリカーショップ【ワイン購入】


7️⃣ まとめ|“風と紙と少しの気づかい”がカビを防ぐ

  • 梅雨は「湿度とのバランス」がカギ
  • 除湿しすぎず、空気を動かすことが大切
  • 段ボール+新聞紙+除湿剤で簡単対策
  • カビの原因は“湿度よりも密閉”!

ジメジメの季節でも、ちょっとした工夫で
あなたのワインは爽やかに梅雨を乗り切れます🍷

※本記事内のリンクにはアフィリエイト広告が含まれます。商品の購入や講座のお申し込みにより、運営に収益が発生する場合があります。コンテンツ内容や評価には影響しません。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

ワインガジェット研究所 所長のあおです。
ワイン輸入バイヤー兼ブランド・マネージャーとして長年世界中のワイナリーと関わり、また国内でもレストランやワインショップへの販売、プロ&消費者向けイベントまで幅広く経験してきました。

その中で感じたのは、「ワインは難しいものじゃなく、もっと気軽に楽しめるもの」 ということ。
セラーやグラス、オープナーなどの便利グッズを正しく選べば、日常の一杯がグッと美味しくなるんです。

このブログでは、プロとしての知識と、ちょっとユーモラスな失敗談も交えながら(笑)、初心者から愛好家まで役立つ情報をお届けしています。

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次