ワインを劣化させるNG保存法5選|やりがちミスと正しい対処法を解説

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ワインを劣化させるNG保存法5選|やりがちミスと正しい対処法を解説

「冷蔵庫に入れておけば安心」「台所の棚なら暗いから大丈夫」──
実は、その“何気ない保存法”がワインの劣化を早めているかもしれません。

この記事では、初心者がやりがちなNG保存法5つとその対策をわかりやすく解説します。
ちょっと意識を変えるだけで、あなたのワインが見違えるほど長持ちします🍇


あお所長

🍇 こんな人におすすめ
家でワインを保存しているけど、味が変わってしまう
セラーを持っていない
保存の正解がよくわからない
初めて「ワインを寝かせてみたい」と思っている


1️⃣ NGその1:冷蔵庫に“立てて”入れっぱなし

冷蔵庫は一見理想的な環境ですが、立てて保存するのはNG!
理由は、コルクが乾燥して空気が入りやすくなるためです。

✅ 対策

  • 横向きに寝かせて保存(コルクが常に湿る)
  • 冷気が強いチルド室は避ける(乾燥しやすい)
  • 開けたワインは真空ポンプを使う

🔗 関連:
真空ポンプ vs 窒素ガススプレー比較


2️⃣ NGその2:キッチン・食器棚に置く

キッチンは温度変化が大きく、料理のにおいも吸着しやすい場所。
さらに、照明の熱も酸化を進めます。

✅ 対策

  • 北側の部屋・廊下など、温度が安定した暗所に移動
  • 段ボールや布で覆って遮光
  • 一時保存でも「1〜2週間まで」にとどめる

🔗 関連:
セラーがない人のためのワイン保存術


3️⃣ NGその3:直射日光の当たる部屋に飾る

インテリアとしての「見せるワイン棚」、実は危険ゾーンです。
紫外線によって、ワインの香り成分が分解され“日焼け臭”に。

✅ 対策

  • 透明ボトルは特に注意(ロゼ・白ワイン)
  • カーテンや遮光袋で完全に光を遮断
  • 飾るなら、飲む直前の短期間だけ

💡 豆知識
紫外線は1時間で劣化が始まると言われています。
ワインは“見せる”より“守る”が大事。


4️⃣ NGその4:エアコン・暖房の風が当たる場所

冬の暖房、夏の冷房。
どちらも風が直接当たると、温度変化&乾燥でコルクを痛めます。

✅ 対策

  • 空調機器から1m以上離す
  • 湿度計で50〜70%を目安に管理
  • 段ボールや布でワンクッション

🔗 関連:
冬の乾燥とコルク対策まとめ


5️⃣ NGその5:スクリューキャップを“横向き”で保存

スクリューキャップは密閉型のため、横置きは不要
液漏れやキャップ内結露の原因になることも。

✅ 対策

  • 立てたままでOK
  • 温度変化の少ない場所で保管
  • 飲みかけは冷蔵+密閉で保存

💡 補足
「スクリュー=楽だけど繊細」な保存が必要です。


6️⃣ NGのまとめ表

NG行動原因解決策
冷蔵庫で立てて保存コルク乾燥横向き保存+新聞紙で保湿
キッチン保存温度変化・におい暗所へ移動
光の当たる場所紫外線劣化遮光袋やカーテンで保護
暖房風の当たる部屋乾燥段ボール・布で保護
スクリュー横置き液漏れ・結露立てたままでOK

7️⃣ もう一歩上の保存へ

「NGを避ける」だけで、あなたのワインはもう“初心者卒業”です。
さらに長くおいしく楽しみたいなら、セラーやグッズをプラス。

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8️⃣ まとめ|「避ける」ことも立派な保存法

  • ワインは「変化を嫌う生き物」
  • 温度・光・振動・乾燥を穏やかに保つ
  • 小さな意識が“劣化を防ぐ最大の武器”になる

今日から、NGをひとつ減らすだけで味が変わる
あなたの家も、もう立派な“小さなセラー”です🍷

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この記事を書いた人

ワインガジェット研究所 所長のあおです。
ワイン輸入バイヤー兼ブランド・マネージャーとして長年世界中のワイナリーと関わり、また国内でもレストランやワインショップへの販売、プロ&消費者向けイベントまで幅広く経験してきました。

その中で感じたのは、「ワインは難しいものじゃなく、もっと気軽に楽しめるもの」 ということ。
セラーやグラス、オープナーなどの便利グッズを正しく選べば、日常の一杯がグッと美味しくなるんです。

このブログでは、プロとしての知識と、ちょっとユーモラスな失敗談も交えながら(笑)、初心者から愛好家まで役立つ情報をお届けしています。

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