はじめに
「その土地の料理には、その土地のワインが合う」
これは昔から語られるペアリングの黄金ルール。
地元の気候・土壌・食文化で育った料理とワインは、自然と相性が良いのです。
今回は初心者でもすぐに試せる「土地合わせ(地元で揃える)」の超入門を紹介します。

こんな人におすすめ
・ワイン選びをシンプルにしたい人
・旅行気分を味わいながら食事を楽しみたい人
・料理とワインの相性に“ストーリー”を持たせたい人
土地合わせのペアリングってなに?
料理とワインの産地を揃える だけのシンプルな考え方です。
- イタリア料理 × イタリアワイン
- フランス料理 × フランスワイン
- 和食 × 日本ワイン
👉 その土地で育った食材とワインは、同じ風土を共有しているから自然に調和するのです。


🇮🇹 イタリア
- トマトパスタ × キャンティ(トスカーナ)
- ピザ × プロセッコ(ヴェネト州)
🇫🇷 フランス
- カマンベールチーズ × ノルマンディー産シードル or ロワールの白
- ブフ・ブルギニョン(牛肉の赤ワイン煮) × ブルゴーニュのピノ・ノワール
🇯🇵 日本
- 寿司 × 甲州ワイン(山梨)
- 味噌料理 × 長野のメルロー
🇪🇸 スペイン
- パエリア × スペインの白ワイン(アルバリーニョ)
- イベリコ豚の生ハム × リオハの赤ワイン
ちょっとした豆知識
フランスでは「地産地消(Terroirの一致)」という言葉が重視され、ワインのラベルにも地域名が大きく書かれます。これは「土地とワインが一体である」ことを示す伝統的な考え方です。
「国別・土地合わせペアリング早見表」
国・地域 | 料理例 | 合うワイン(同じ土地) | ポイント |
---|---|---|---|
イタリア | トマトパスタ、ピザ | キャンティ、プロセッコ | トマトや小麦料理にイタリアワインが自然に調和 |
フランス | カマンベール、ブフ・ブルギニョン | ノルマンディー産シードル、ブルゴーニュの赤 | チーズや煮込み料理と地元ワインは鉄板 |
日本 | 寿司、味噌料理 | 山梨の甲州、長野のメルロー | 和食と日本ワインは繊細な旨味がリンク |
スペイン | パエリア、生ハム(イベリコ豚) | アルバリーニョ、リオハの赤 | 海鮮や肉料理にも地元ワインがぴったり |
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まとめ
- その土地の料理には、その土地のワイン
- 難しく考えず「料理の国と同じ国のワイン」を選ぶだけ
- 旅行気分で楽しめて、会話も盛り上がる
土地合わせは初心者でも失敗しにくいペアリング法。
まずは「今夜の料理の出身地」を思い浮かべて、その土地のワインを選んでみましょう🍷✨






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