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🍷 ワインの失敗あるある5選|プロが教える解決法

目次

結論

ワインは、ちょっとした思い込みや勘違いで失敗してしまうことがあります。
でも大丈夫。プロでも同じ道を通ってきましたし、正しい知識と工夫があれば防げる失敗ばかりです。
今回は「ワインの失敗あるある」を5つ紹介しながら、具体的な解決法をお伝えします。


こんな人におすすめ

  • 「ワインをもっと楽しみたいけど、扱い方に自信がない」初心者の方
  • 「レストランで恥をかきたくない」と思っている方
  • 「家飲みでもう少し美味しく飲みたい」方

👉 特に「最近ワインにハマってきた20〜40代の家飲み派」に役立つ内容です。


失敗あるある① 赤ワインを常温で放置して飲んだら濃すぎた

  • あるある度:★★★★★(超王道)

原因
「赤ワインは常温で飲むもの」という思い込み。
でも、日本の常温(25〜28℃)はヨーロッパの常温(15〜18℃)とは別物です。

💡 プロ視点コメント
私も新人時代、真夏に常温のままサービスして「甘い、濃い」と言われたことがあります。
冷蔵庫で少し冷やして16℃前後にしたら、果実味が前に出て「別のワインみたい!」と喜ばれました。

👉 解決法
赤ワインも軽く冷やしてから提供するのがベスト。
冷蔵庫なら野菜室で、飲む少し前から外にだして温度をあげて。
セラーなら、赤ワイン用の温度帯に設定できるので楽ちんですね♪

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失敗あるある② 白ワインを冷やしすぎて香りが消えた

  • あるある度:★★★★☆

原因
「キンキンに冷やす=美味しい」と思い込みがちですが、低温だと香り成分が立ちにくくなります。

💡 トリビア
世界的なソムリエの中には「白は冷やしすぎないほうが香りが開く」と強調する人も多いです。

👉 解決法
冷蔵庫から出して5〜10分置くと香りが広がります。


失敗あるある③ スパークリングの泡が抜けてガッカリ

  • あるある度:★★★★★

原因
ラップやティッシュで栓をして保存するなど、誤ったやり方。

💡 体験談
私も初めて自宅でシャンパーニュを開けたとき、翌日にはほぼ炭酸水…。
専用ストッパーを使ったら、2日目でも元気な泡が残っていて感動しました。

👉 解決法
必ず「スパークリング専用ストッパー」を使用すること。

└おすすめ▶LUSCIOUZ ルーシャズ シャンパンストッパー


失敗あるある④ あれ、グラスで味が全然違う!?

  • あるある度:★★★☆☆

原因
万能グラスで何でも飲めると思ってしまう。実際はグラスの形で香りや口当たりが大きく変わります。

💡 プロコメント
ピノ用グラスで飲んだとき、同じワインでもチェリーの香りが鮮明に出ました。
一方、小ぶりのグラスでは同じワインでも酸味ばかりが強調されてしまい、「あれっ?」と…。
経験がなかった時代は、それがワインのコンディションのせいだと思い込み、ショボンとしたまま飲んだことも。

👉 解決法
最低でも「赤用・白用の2種類」を揃えておくのがおすすめです。

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失敗あるある⑤ 高級ワインを一気に飲んで後悔

  • あるある度:★★☆☆☆(初心者よりも中級者あるある)

原因
「開けたら飲み切らなきゃ」と思い込んでしまうこと。

💡 トリビア
実は保存グッズを使えば数日〜数週間は美味しく楽しめます。
特にコラヴァン(Coravin)なら、コルクを抜かずに注げるので数か月単位で保存も可能です。
ワインによっては、「次の日のほうがおいしい!」なんてこともよくあります。
特に赤の高級ワインはその傾向がありますね!

👉 解決法
ストッパー・真空ポンプ・コラヴァンを活用して「少しずつ贅沢」を楽しむ。

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まとめ

  • ワインの失敗は「温度・保存・グラス・扱い方」が原因のことが多い
  • プロも同じ失敗をして学んできたものなので安心してほしい
  • ワインは同じ銘柄でも、開けるタイミング・料理・気温・気分で変わる不思議な存在

だからこそ「そのワインのポテンシャル100%を体験できる瞬間」は限られています。
デイリーワインでは気軽に、特別な一本では工夫を重ねて──。
失敗を恐れず、自分なりの楽しみ方を見つけることこそ、ワインの本当の魅力です。

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この記事を書いた人

ワインガジェット研究所 所長のあおです。
ワイン輸入バイヤー兼ブランド・マネージャーとして長年世界中のワイナリーと関わり、また国内でもレストランやワインショップへの販売、プロ&消費者向けイベントまで幅広く経験してきました。

その中で感じたのは、「ワインは難しいものじゃなく、もっと気軽に楽しめるもの」 ということ。
セラーやグラス、オープナーなどの便利グッズを正しく選べば、日常の一杯がグッと美味しくなるんです。

このブログでは、プロとしての知識と、ちょっとユーモラスな失敗談も交えながら(笑)、初心者から愛好家まで役立つ情報をお届けしています。

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